こんにちは。新熊屋です。
この間、梅を見に行った際に子供から「梅と桜の違いって何?」って聞かれました。
イメージはできるのですが、明確に答えられなかったので少し調べてみました。
梅と桜の違い
ざっくり言うと次の表のようです。
どこが違うの? | 梅 | 桜 |
平均開花時期*1 | 3月15日 | 4月9日 |
時期 | 3月~4月 | 4月 |
花の形 | 丸い花びら | 花びらの先が割れている |
花のつき方 | 花柄(かへい)がなく、枝に直接咲いているような感じ | 花柄(かへい)が長く、枝から浮き上がるように咲いている |
幹の様子 | 全体的にざらざらした質感と、不揃いな割れ目が特徴 | 横向きの筋が入っている |
※平均開花時期については、新潟の平均開花時期を記載しています。
開花時期
調べてみてわかったのですが、梅の平均開花時期が新潟では3月15日でした。自分的には2月くらいから咲き始めているイメージがあったので、ちょっと意外でした。
もっとも今年(2020年)の梅の開花が2月2日、2016年、2017年も2月に開花しているので、そんなイメージがあったのだと思います。
それと、今年は平年より41日も早いというのはかなり異常ではないでしょうか。これも暖冬、異常気象の影響なんでしょうね。
梅の開花が早くなっているのもあり、今年の桜の開花予報も新潟では3月28日となっており、だいぶ早くなっています。
桜を追いかける方は早めに準備したほうがよさそうですね。
花の形
これは文章で説明するより、見てもらったほうがわかりやすいと思います。
なぜ、いきなり家紋なのか。
それは梅の花、桜の花のわかりやすい適当なイメージがなかったからです(笑)
家紋は適度に抽象化されていて解りやすいイメージだと思います。
梅と桜の花の違いは上の家紋のように、花びらの先端が丸くなっているか、割れているかが一番わかりやすい違いだと思います。
ただ、梅、桜ともに種類が豊富なので一概に上の特徴が当てはまるか、というと当てはまらない例もあるかもしれません。一般的な特徴、ということです。
花のつき方
梅と桜の最大の違いはこの花柄(かへい)の違いかな、と思います。
花柄(かへい、peduncle)または花梗(かこう)とは、花序(受精後は果実)を支えるための茎である。
ウィキペディアより
桜の花の根本についている、細い茎のようなものです。
この細い茎のようなものが梅にはありませんので、梅の花は、枝に鈴なりに咲いているように見えます。
この花柄の違いで、桜が梅よりボリューミーに見えるような気がします。
幹の様子
花やつぼみがついていない時期にそれっぽい木を見つけたときは、幹の様子でも判断ができます。
桜の木の幹は横に筋が入っていますが、梅の木は全体的にざらざらした質感です。
私は気になる木(笑)を見つけると、幹に横筋が入っているかどうかで桜かどうか判断しています。
ただ桜でも年経た古木になると、幹の表情もけっこう荒れてくるのもありますので、そのへんはもういろんな木を見て経験を積んでいくことがいいのかな、とも思います。
最後に
本当は桃も含めて書きたかったのですが、私が桃を撮ったことがなかったこと、桃の家紋が見当たらなかったこと(笑)の2点のため、記載しませんでした。
大雑把に言うと、梅と桜のまんなかの特徴のようですね。
もっとも、梅、桃、桜は、バラ科の親戚みたいなものらしいので、似通っていて当然なんでしょうね。
面白いところでは、アーモンドも親戚みたいです。そしてみんな実がなる。。。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。