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意外と多い!新潟の日本庭園を紹介します

日本庭園

こんにちは。新熊屋です。

 

新潟県には、江戸時代の藩主や寺院、明治以降の大地主が造園した日本庭園がたくさん残されています。

個人的には、広大な越後平野の恩恵を受けてか、大地主の庭園が多い印象があります。

そんな新潟の日本庭園のなかから、私が訪れたことのある庭園を紹介していきます。

 

 

北方文化博物館 

座敷景 秋

新潟市江南区にある「北方文化博物館」 。

もともと明治期からの大地主、伊藤家の邸宅として建てられました。

大座敷から眺める庭園は、ありし日の大地主の繁栄をしのぶことができます。

北方文化博物館 秋

紅葉の季節もいいのですが、この北方文化博物館には樹齢150年の名物の大藤棚があります。(残念ながら写真は撮っていませんでしたが。。。)

例年5月初旬に大藤棚のライトアップがされますが、2020年は新型コロナウイルスの影響で中止が決定しています。残念。。。

 

清水園

清水園モミジ

清水園は、江戸時代の新発田藩溝口氏の下屋敷として造園されました。

池の周りを取り囲むように作られた庭園は、水面の反射を利用した玉ボケや、池の映り込みを背景にして撮影してみると映える一枚が撮影できます。

 

 ともしび

併設されている足軽長屋は、江戸時代の下級武士の生活ぶりを伝えています。

そして、おどろくことにこの足軽長屋、昭和44年まで実際の住居として使われていたとのこと。

意外と最近まで江戸時代の名残が残っていたことにびっくりです。

 

市島邸

影

江戸時代に福島潟の干拓で 北陸屈指の豪農となった市島家が明治初期に建てた屋敷です。

建物や庭園のほか、江戸時代からの収蔵品が展示されていて歴史好きは楽しい時間を過ごせることと思います。 

市島邸

ただ一部建物は 、1995年に発生した新潟県北部地震で全壊したものもあるそうです。

なお、新発田市にある「市島酒造」の初代は、江戸時代に市島家から分家して酒造りを始めたのだそうです。

 

二宮家

バラに古民家

 二宮家は、江戸時代新発田藩の庄屋格の家柄で、明治時代に落雷で焼失した当時の建物を、その後に再建したものです。

この二宮家は、現在当主とそのご家族が居住されており普段は非公開ですが、5月のバラの時期にバラ園と日本庭園が公開されているのみです。

 

もみじさんぽ

 ただ2019年11月には、国民文化祭のイベントとして特別公開されて、紅葉の日本庭園が楽しめました。

 

最後に

 新潟には、ほかにもまだまだ日本庭園があります。

新潟市内だけでも、旧斎藤家別邸、燕喜館や旧小沢家住宅、紅葉で有名な中野邸記念館などもあります。

日本庭園というと、自分のなかでは紅葉のライトアップというイメージが強いのですが、四季をとおして撮影していくのも楽しめると思います。


teienkaido.niigata.jp

新潟の日本庭園を、下越地方を中心にまとめたHPです。いろいろな庭園や、庭園巡りのモデルコースも紹介されています。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。