こんにちは。新熊屋@プラスイオン放出中です。
前回、中野邸記念館について記事にしました。
この中野邸記念館、邸宅だけではなく裏山的な存在の「泉恵園」も一緒に公開されています。中野邸記念館のチケットで入場できるので、こちらも散策してきました。
泉恵園って?
中野邸記念館は、明治から昭和初期にかけて石油で財を成した中野家の邸宅です。その中野家が明治期に整備した山地庭園が「泉恵園」です。当時の近隣住民の失業対策として巨大かつ長期間をかけて造営されたそうです。(どっかのピラミッドのようなお話ですが、昔のお話は現代とはスケール感が違いますね。)
「泉恵園」は、中野邸の小高い裏山を利用して全国から集めたモミジを植栽し、石灯篭や名石を配置しています。
マイナスイオン吸収中
このような感じで裏山全体に遊歩道が整備されていて散策を楽しめます。中野邸ほどモミジばかりというわけではありませんが、深い緑の中にある紅葉したモミジは目に鮮やかに写ります。
暗い背景で真っ赤に染まったモミジを切り撮ってみました。
全体的に暗く映すと赤が引き締まって見えます。逆に明るくしすぎるとのっぺりした感じになってしまうので、私が紅葉を撮ると全体的に暗い雰囲気の写真が多くなります。
こちらは、赤い被写体をレタッチするポイントをまとめた記事です。 www.nii-kuma-foto.com
遊歩道の途中で、観音様が納められた洞窟がありました。その洞窟からの一枚。
このあたりは日当たりが悪いのかまだ紅葉がさほど進んでいませんでした。
上の洞窟の出入り口にある水盆。ちょうど水面に浮かんでいたモミジを切り撮りました。花手水もいいですが紅葉もいい。「わびさび」の雰囲気を醸し出しています。
ちょうど真ん中にぽっかり穴が開いたようなモミジの木がありました。向こう側から鳥にでものぞかれている不思議な気分になりました。
写真を撮りながら回っていたので、小一時間ほどあるいていたでしょうか。ちょうどお昼時だったので人が少なかったのかもしれませんが、ゆっくり見て回ることができました。運動不足の身にとっては、いい運動になりました。
最後に
泉恵園は気軽に回れる遊歩道が整備されていて、天気が良ければいい気晴らしになるスポットです。新緑の時期に来るとまた違った趣があるんでしょうけど、残念ながら今は紅葉の時期にしか公開していないようです。これだけ大きな敷地があると維持管理していくだけでも大変なんでしょうね。
現実的にはかないませんが、四季それぞれの風景を切り撮ってみたいスポットの一つです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。