こんにちは、新熊屋@狙えインスタ映えです。
上の写真のような、ガラス玉に世界が閉じ込められたような写真を見たことはありませんか?
たまに見かけると思わず「おっ!?」と目を引き付けられますが、これ「レンズボール」という撮影用のガラス玉です。
今回はこのレンズボールの写真と、撮影中にそのレンズボールを落っことしたお話です(泣
レンズボールってどんなもの?
私が今持っているレンズボールは「kingレンズボールKLB90」という製品です。
直径90mm、重量約960gの重量級のレンズボールです。
男性の手で持つとちょうどいいか少し手に余るくらいの大きさなのでだいぶ大きめです。女性の方だともっと小さめの直径60mmくらいがちょうどいいらしいです。
そちらのほうは重量も280g程度で女性でも扱いやすいと思います。
このkingのレンズボール、直径60mm、70mm、80mm、90mmとラインアップされていますが、80mmと90mmの製品にはアルミの台座が付属してきます。
この台座、底面中央にネジ穴があり上の写真のように三脚や雲台に取り付けられるようになっています。
上の写真は、一緒に買ったマンフロットのミニ三脚「PIXI EVO」ですが、まさにしつらえたようにぴったりの大きさでした。
これで三脚の上にレンズボールを乗せて下からあおって撮影する、なんてことも可能になります。
レンズボールの写真いろいろ
レンズボールは、透明度の高いガラス玉の撮影アクセサリーです。
上の写真のように、レンズボールにアジサイを閉じ込めたり、トップの写真のように風景をそのなかに映し出すこともできます。
レンズボールに映し出される景色は、上下左右が逆になっています。
このため、例えば空を多めに移したい場合は下から見上げるようにレンズボールを撮影するとダイナミックな空の景色を閉じ込められます。
逆にカメラ位置をレンズボールより上から見下ろすような形で撮影すると、レンズボールの中がすべて地面になる、なんて使い方もできます。
また、背景をぼかしてレンズボールだけに焦点を合わせるとレンズボールの景色が浮かび上がっていっそう目を引きます。
レンズボールもいろいろ
この写真のレンズボールのサイズは80mmでレンズボールの中では大きいほうです。
レンズボールメインで撮影したかったので大きいサイズを選びましたが、大きい分だけ重量も600g近くあり、右手に一眼レフカメラ、左手にレンズボールを持って撮影するのはかなりしんどいです。
やっちまっただよ。。。
この夕日の写真を撮影する際、レンズボールを下からあおって撮影したかったので、レンズボールをある程度の高さに固定したかったので、カメラバッグの上に置いて撮影しました。
不安定なカメラバッグの上にレンズボールなんて置いておけばどうなるかは、火を見るより明らか。
見事に転がっていきましたよ、コンクリートの階段を。。。
おかげでレンズボールがキズモノになり、新しいのを伸長する羽目に。
新調したのが、冒頭の「kingレンズボールKLB90」というわけです。
最後に
レンズボールは透明度が命。
傷がつかないように細心の注意を払いながら扱っていきたいですね。
「レンズボールは不安定なところには置かない」
というのが今回の教訓でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。