こんにちは。新熊屋@DIY苦手です。
先日、工場夜景の撮影で望遠レンズを使用した際、どうにもギア雲台のガタツキが気になっていました。
修理に出さないといけないかなぁと思っていたところ、ネットで調べてみると意外と簡単に修理できそうだったので自分でやってみました。
ギア雲台とはなんぞや?
そもそもギア雲台とは、雲台についているノブを回転させることによって雲台を固定させた状態から上下・左右・水平の角度の微調整をおこなう雲台です。
一般的な自由雲台や3ウェイ雲台は、いったん雲台のロックを緩めた状態でカメラの角度を動かして構図を決め、再度ロックを締めるという流れになります。このため、ロックを緩めた状態での微調整が苦手だったり、再度ロックした際に微妙にカメラの角度がズレるということが発生します。
これに対してギア雲台は、ロックを緩めずにノブを回転させるだけで微妙な角度調整が可能な雲台です。またロックを解除すれば、角度を素早く大きく変化させることも可能です。
私が使用しているのはマンフロットの「ギア付きジュニア雲台410」というギア雲台です。写真だけではわかりませんが、「どこがジュニアなんだYO!」というくらいのサイズ感です。
(たぶん上位機種の「ギア付きプロ雲台405」と比較してのジュニアなんだと思いますが。。。)
修理方法はネジを締めるだけ
で、私が使用している410ギア雲台のガタツキですが、雲台と三脚の設置面の台座がガタついていました。ちょうど上の写真でいうと一番下の灰色の部分です。
結論から書きますが、こガタついている部分の目盛りシールをはがしてネジを締めてあげるだけで、ガタツキがなくなりました。
上の写真が目盛りシールをはがした状態。真ん中がネジになっているのでそこを六角レンチで締めるだけ。簡単ですね。
シールをはがす際には、ピンセットやカッターなど先の細かいもので丁寧にはがしましょう。私はカッターではがしました。
私の場合は、一番下の台座がガタついていたのですが、ほかの部分がガタついている場合は、ガタついている部分の目盛りシールをはがして六角レンチで締めてあげれば、ガタツキがなくなるはずです。
六角レンチでネジを締めたあとは、再度目盛りシールを張ってあげれば元通りです。
最後に
このマンフロットのギア雲台、けっこう気に入っているので、ガタツキに気づいた時にはどうしようかと青くなりました。新品を買うのも結構な出費だし、修理に出すと雲台が使えなくなるし。
こうやって自分である程度メンテナンスできるようになると、機材の長持ちするし愛着もわいてくるし、なかなかいいものですね。
このギア雲台をアルカスイス互換化した時の記事です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。