こんにちは。新熊屋@エセ花屋さんです。
この何年か、花を撮る機会が増えてきている気がします。
桜、菜の花は定番として、あやめや庭の花なんかにも目が留まります。
カメラを趣味として続けてきて今までは風景を撮っていたんですが、その中の花にも興味がわいてきている、といったところでしょうか。
そんななか、夏の暑いさかりに満開になるのがハスとスイレンの花です。
ハス?スイレン?
どっちも水生植物で似たような花ですが、ざっくり言うと、
ハス | 水面から高い位置に咲く 花弁は丸みを帯びている |
スイレン | 水面からさほど高くない、あるいは水面で咲く 花弁の先端がとがっている |
という違いになります。ハスもスイレンも開花時期はだいたい7月~9月くらいで同じ時期に咲きます。午前中には開き、午後には花が閉じるというのも共通点です。
ちなみに、スイレンは漢字で書くと「睡蓮」になります。「水連」ではないのであしからず。。。
それぞれの花の印象としては、ハスが丸い印象、スイレンがとんがった印象ですね。
私が小さい頃は、近所のハスの花が落ちて実がなるとそれを取って食べていた記憶があります。いまやったら確実に怒られそうですので、マネをしないように。
新潟近辺では、スイレンってあんまり植わっているイメージがないんですよね。
私が知らないだけで、探せばあるのかもしれませんが。。。
なので、群生している場所に行ったことがあるのはハスの花のほうです。
行ってみた場所
福島潟
私の場合、なにはともあれ福島潟です。
ただし、ハスが咲いている場所は、潟来亭やキャンプ場の対岸の遊潟広場側になります。
去年行ったのは8月の盛夏の盛りで、危うく熱中症になるところでした。みなさんも熱中症対策をしていってください。
白山神社
新潟市の白山神社にもたくさんのハスが咲きます。
ここには、平泉・中尊寺から寄贈された「奇跡の蓮」が植わっているそうです。これは800年前の平安時代の種から開花したハスとのこと。ロマンあふれる花ですね。
ちょうどハスの花が咲き始めるころに白山神社の夏祭りもありますので、ハスと一緒に夏祭りを楽しんでくるのも風情があっていいのではないでしょうか。
行ってみたい場所
調べてみると、意外と多くのハスの名所がありました。
雪梁舎美術館
新潟市西区にある「雪梁舎美術館」。
ここには、2000年前の種子から開花する古代ハスがあるそうです。
喫茶スペースもあったりするので、ゆったりした雰囲気を楽しめるのではないかと思います。
瓢湖
ハクチョウで有名な瓢湖も、春は桜なども咲いている四季を通じて楽しめる公園です。
夏には、ハスやあやめのほかに、オニバスも咲くそう。
オニバスは福島潟のイメージしかなかったのですが、瓢湖にもあるのは知りませんでした。
(福島潟のオニバスは、日本での北限なのだそうです)
高田城址公園
新潟県でハスといえば一番有名なのが高田城址公園でしょう。
なにせ「東洋一」をうたい文句にした上越蓮まつりが毎年7月下旬から1か月開催されます。
その広さ、東京ドーム4個分という高田城址公園の外堀がほとんどハスで埋め尽くされるということですので、その景色は圧巻でしょう。広さだけでなく、ハスの種類も豊富とのことで、見ていて飽きないハス畑になることでしょう。
高田城址公園は、毎年春の桜の時期には行っていますが、ハスの時期にはまだ行ったことがないので、いつか圧巻のハス畑を眺めに行きたいものです。
最後に
ハスは、七十二候のひとつ「蓮始開」(はすはじめてひらく)と呼ばれる7月12日~16日ころに花が咲き始めるといわれています。
そこから約1か月、一番暑い時期ですので、熱中症に気を付けながらハスの花を楽しみたいものです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。