ストロボ初心者がストロボについて勉強してみた

f:id:nii-kuma-ya:20200418155020j:plain

n.i.c.oさんによる写真ACからの写真

 こんにちは。新熊屋@ストロボ初心者です。

 

 私は主に風景を中心に撮影していますので、ほとんどストロボは使ったことがありません。

ですが先日、日中にストロボを使用して花を撮影していた方を見かけたのでストロボについて気になりだしました。

自分の勉強の意味でストロボについていろいろ調べてみました。

 

そもそもストロボってなに? 

ストロボとは、写真撮影時に使用する発光装置のことです。

暗い場所で撮影する際に被写体を明るくするための補助光として使用したり、日中でも使用することがあります。

ストロボには、カメラに備え付けられているカメラ内蔵型と、別売りになっていてカメラ上部のアクセサリーシューに付けて使用するクリップオンタイプのストロボがあります。

上の写真はクリップオンタイプのストロボです。

 厳密にはカメラに付けずに使用するモノブロックストロボもありますが、今回はスルーします。

 

 

ストロボ?フラッシュ?スピードライト?

上はすべてカメラの発光装置の名前です。

「ストロボ」とは、もともと1950年にアメリカのストロボリサーチ社が商標登録したものです。この後に他社が開発、発売したものは、「ストロボ」の名前が使えなかったため、キヤノンニコンからは「スピードライト」という名称で発売されました。

なお商標については、すでに権利期間が終了しているため、現在では「ストロボ」という名称を使用しても問題ないようです。

 

「フラッシュ」は英語の「Electronic Flash」 (エレクトロニックフラッシュ:発光装置)が短くなって使われたものです。

ニコンではカメラ内蔵型を「フラッシュ」、クリップオンタイプを「ストロボ」と呼び分けているそうです。

 

言っているものは同じですが、「ストロボ」「フラッシュ」は一般名称、「スピードライト」は商品名 というイメージですね。

 

 

ガイドナンバー:ストロボの強さ

ストロボのカタログには必ずガイドナンバー(GN)が表記されています。

これはそのストロボが発光できる光の強さを表しています。数値が大きくなるほど明るい光を発光できます。

 このガイドナンバーを使って光が届く距離を計算することができます。 

適正露出になる撮影距離(m)=ガイドナンバー ÷ 絞り値

(ISO100の場合)

という計算式になります。

ガイドナンバーが大きくなればなるほど、発光できる光が強くなり、ストロボの光がより遠くまで届くということになります。

 

一般的にガイドナンバーは40あたりのストロボで十分なようです。

ポートレートを撮影する方は、もっと大きいほうがいいんでしょうかね。

 

 

TTLとストロボ調光補正機能:明るさ調整

カメラ本体を通して明るさを測定し、ストロボ側の発光量を調整するのがTTLオート機能と呼ばれるものです。キヤノンでは「E-TTL調光方式」、ニコンでは「i-TTL調光モード」と呼ばれています。

TTLは「Through The Lens」の略称です。(レンズを通して測光する、という意味合いですね)

カメラ本体との連携が必要なため、対応していないカメラだとTTLオート機能が使用できません。

 

 

明るい場所でも使える、ハイスピードシンクロ

ハイスピードシンクロは、1/250秒以下のシャッタースピードでもストロボが使用できる機能になります。

詳しい説明は下のキャノンのHPに譲りますが、ハイスピードシンクロ機能がないと高速度のシャッタースピードでは、ストロボを発光しても明るい写真が撮影できません。

(半分だけ明るくなって、半分くらい写真になったりします)

キヤノン:Flash Work

キヤノンのHPで説明されている、先幕、後幕が走行している間、発行し続ける機能です。

(個人的には、こういうメカの話は嫌いじゃないのですが、説明しようとするとなかなか難しいですね。)

冒頭で書いた日中にストロボを使用する撮影(日中シンクロ撮影)には、必須の機能ですね。

 

 

ちょっと高度な、バウンス撮影

 ストロボ撮影では、ストロボ光を直接被写体を照らして撮影するだけではありません。

屋内の場合、壁や屋根にストロボ光を反射させて被写体を照らす、間接照明のような撮影方法があります。それがバウンス撮影です。

バウンス撮影をする場合、ストロボの発光部分を壁や屋根のほうに向けなくてはいけないため、 発光部の可動が必須になります。

とくに下位製品だと可動できないものもありますのでご注意ください。

 

ところで最近の技術の進歩はすごいもので、どこにでもAIが使われていますね。

AIの技術革新はストロボ業界にもやってきたようで、下のケンコートキナーさんのオートバウンス機能がすごいです。

ストロボの首がうねうね回ります。最初見たときには、すごすぎて笑っちゃいましたね。 


オートバウンス機能搭載クリップオンストロボ「AIフラッシュ AB600-R」

  

 

意外と知らない、焦点距離

今回ストロボについていろいろ調べた中で初めて知ったことが、「ストロボにも焦点距離が関係してくる」ということです。

レンズの焦点距離に合わせてストロボ側の照射角度を変えることによって、画面にむらなくストロボの光を届けて均一に明るくする、ということをしています。

  • 焦点距離を短くする(広角側) → ストロボの光を広い範囲に拡散する
  • 焦点距離を長くする(望遠側) → ストロボの光を狭い範囲に集中する

というような関係になり、ストロボ光の届く距離も変わってきます。ストロボ光の届く距離が変わってくるということは、ガイドナンバーも変わってきます。

下の表は、キヤノンの「スピードライト430EXⅢ-RT」の焦点距離によるガイドナンバー一覧です。

f:id:nii-kuma-ya:20200418183120j:plain

キヤノン:スピードライト430EX III-RT|一眼レフカメラ/ミラーレスカメラ|EOS

また、ストロボによって焦点距離の範囲は異なりますので、ストロボを選ぶ際のチェックポイントになるかと思います。

 

 

 

最後に 

 調べてみるとなかなかに深いストロボの世界。

 下手すると沼にハマってしまいそうですが、調べながらどれにしようか悩んでいるのが一番楽しい時間ですね。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ブログランキングに参加していますので、読者ボタンをポチッてくれるととてもうれしいです。

 

プライバシーポリシー お問い合わせ