風景撮影には欠かせないアイテム、三脚と雲台。
三脚はManfrotto055、雲台は同じくManfrottoのギア付きジュニア雲台410を使用しています。
この組み合わせ、おおむね満足して使用していますが気になる点が二つ。
一点目、けっこう重いです。(三脚2.5kg+雲台1.2㎏=3.7kg)
が、私の場合、ほとんどが車移動なのでたいして気にしていませんし、山登りするわけでもないので、少しくらい持って歩く程度なら大目に見れます。
(なぜこの雲台が「ジュニア」なのかがイマイチ納得いきませんが。。。)
二点目、クイックシュー(410PL)が馬鹿でかい。。。
そのままカメラに着けるとはみ出してしまって、取り回しがしにくくなるくらいのサイズ感です。
これはなんとかせなあかんと思い、最初はベルボンのクリックシューを付けていました。
この410PLとベルボンの組み合わせは意外とよろしく、購入後数年使用していました。
ただ、カメラ側にL字プレートがなかったため、縦構図の場合、雲台を縦にしたりとわりと面倒でした。
前々からL字プレートには興味があったのですが、ほとんどアルカスイス互換のため、雲台側もアルカスイス互換にしないと付けられず、また410のアルカスイス互換改造は意外とお値段も張るということでなかなか手が出せない状況でした。
そんな中、ネットで偶然見かけた410用のアダプターが安かったため、思わず買ってしまったのが下記商品です。
「Manfrotto 405&410用クイックリリースクランプアダプターArca-Swiss 39mmダブテールグルーヴへの変換 」
ついでに念願のL字プレートも購入。
「Canon キヤノン 6D MARK II 6D2 l型プレート L型クイックリリースプレート、Koowl製」
クイックリリース
さて、まずはクイックリリースクランプアダプターです。
Amazonの商品ページに住所などの出品者プロフィールが全く載っていなかったので少々不安がありました。
早速到着したアダプターを雲台につけようとするとなかなか付けられない。。。
「???」と思いながらよく見ると、アルカスイスのクランプと、雲台に接続するアダプター部分が逆向きに取り付けられていました。。。
私の商品だけが逆向きだったのかはわかりませんが、とりあえず、ねじで外して正しい方向につけなおしてから再度雲台に取り付けると、ちゃんと取り付けられました。
雲台につけてみた感じ、問題なく取り付けられます。
1点気になったところが、このアダプター、ちゃんと取り付けられますが、雲台側のノブが410PLを取り付けたときほどしっかりしまらない。
構造上、多少ノブが戻ってもアダプターは外れない構造になっているので、問題ないと思いますが、ちょっと気になりました。
まぁこの辺はお値段を考えるとしょうがないのかなと。。。
上:クイックリリースクランプアダプター
下:410PL + Velbon QRA-635LⅡ
写真真ん中のノブの位置が上写真の場合だと、下写真より下の位置になっているのがわかるでしょうか?
EOS 6D mark2 L字プレート
次はL字プレートです。
こちらのほうは、Amazonに出品者プロフィールも記載されており、また専用品だけありEOS6Dmk2にぴったりです。
滑落防止のねじもついてあるので安心です。
ただし、本体横のプレートがレリーズケーブルと干渉しそうです。
横構図の場合は、ケーブルをプレートの間を通してやれば問題ありませんが、縦構図の場合、ケーブルをプレートの間を通した状態だとクランプに取り付けられません。
縦構図の時は、レリーズを使用しないような使い方になるかなと思います。(2秒タイマーでシャッターを切るとか)
あとは、梱包された箱がとても素敵な感じです。
フィルターメーカーの「kani」もそうですが、個人的にこういうクールな外箱はそれだけで好感度アップ(笑)
(いや、kaniフィルターも使っていて気に入っていますし、このL字プレートの使用感もよさげな感じですので否定的な意味ではないです。。。)
こういう箱は眺めているだけでもいいですね。
L字プレートを使用してみて
この週末に撮影してきましたが、いいですねぇ。
クランプとL字プレートもしっかり食いついていますし、今まで重心がずれて傾きそうだった縦構図も安定して撮影することができます。
ただし、上にも書いた通り、レリーズのケーブルがだいぶL字プレートに干渉して付け外しがしにくいです。
それでもカメラに取り付けてやれば、横構図では問題ありませんが、縦構図ではそもそもケーブルが干渉してL字プレートをクランプに取り付けることができません。
このときは2秒タイマーで撮影しましたが、何とかならんもんか。。。